エアコンクリーニングの費用は、種類や依頼する時期、オプションの有無などで大きく変動します。
この記事では、エアコンの種類別での料金相場をご紹介します。

また、オプションの種類や安くクリーニングできる時期、業者選びのポイントなどもまとめているため、ぜひ参考にしてください。

【種類別】エアコンクリーニングの料金相場

エアコンの種類	費用相場
壁掛けタイプ	7,000～10,000円
壁掛けタイプ2台	12,000～20,000円
お掃除機能付きエアコン	12,000～19,000円
お掃除機能付きエアコン2台	20,000～30,000円
天井埋込タイプ（1方向）	27,000～35,000円
天井埋込タイプ（2方向）	40,000～70,000円
天井埋込タイプ（業務用）	25,000～35,000円
天井吊型タイプ（業務用）	25,000円～45,000円

家庭用壁掛けタイプは、1台であれば1万円以内でクリーニングできるところが多くあります。
ただし、お掃除機能付きのエアコンは構造が複雑な分、料金が高めに設定されています。

また、その家の環境でも相場は変わるため、まずは見積もりを出すことが大切です。

 

エアコンクリーニングのオプションと料金相場

エアコンクリーニングは掃除以外にも、エアコンをきれいに保つためのオプションが人気です。

3つの人気オプションの料金相場をご紹介します。

 

消臭抗菌コート

料金相場：2,000～4,000円

消臭抗菌コートは、エアコンにこもりやすい臭いを消臭してさらに菌の繁殖を防ぐためのオプション。

カビ抑制の特殊なコーティング剤を、エアコン内部に塗布して乾燥させる作業です。これによって、カビを抑制し、湿気が溜まりやすいエアコン内を清潔に保てます。

 

室外機洗浄

 

料金相場：5,000～8,000円

室外機に汚れが溜まっていると、うまくファンが回らなかったり熱がこもったままになったりと、エアコンに負荷がかかる原因に。

そこでエアコンとともに室外機を洗浄すると、風をスムーズに吸い込めるため冷暖房の効率がアップします。エアコンクリーニングとセットで依頼する場合、料金がお得になる業者も多いです。

 

エコ洗剤

料金相場：1,000～2,000円

エアコンクリーニングに使う洗剤を植物性のものに切り替えるオプションです。ペットや赤ちゃんがいるご家庭など、化学薬品の使用が気がかりな方におすすめです。

 

エアコンクリーニングが安い時期は？

 

エアコンクリーニングは、時期によって同じ作業でも料金が大きく変わることがあります。

少しでも安くエアコンクリーニングをしたい方は、ぜひ次の安いタイミングを狙って依頼してみてはいかがでしょうか。

 

4～5月の暑くなる前

 

4月から5月は新生活がスタートし、引っ越しが落ち着くシーズン。まだ暑さも本格化していないため、比較的エアコンクリーニングの予約が空いているタイミングなのです。

この時期にクリーニングをしておくと、夏にエアコンを使う際にも清潔で安全に稼働できるメリットがあります。

ただし、4月の上旬だと引っ越し前の人もおり、予約が取りづらい可能性があります。4月の中旬以降だと比較的予約がとりやすくなります。

 

9～10月のエアコン使用が落ち着いた時期

9月から10月の秋になるシーズンはエアコンの使用が落ち着くタイミング。夏場のエアコンクリーニングや設置、修理などの業者の仕事が一旦落ち着くタイミングです。

それゆえに、安くクリーニングができるチャンスです。

 

3年以上放置のエアコンは早めにクリーニング

できればエアコンクリーニングは安く行いたいもの。しかし、夏場と年始は繁忙期ですが、3年以上掃除をしていないエアコンは早めにクリーニングしましょう。

長期にわたって放置しているエアコンは、そのまま使用すると内部に溜まったほこりや、カビが空中に舞ってしまいます。人によってはアレルギー症状が出たり、喉を痛めたりする可能性があるのです。

もしこれから使うエアコンの掃除をずっとしていないのなら、閑散期まで待たず早めにクリーニングすることをおすすめします。

 

エアコンクリーニングを依頼するときの注意点

エアコンクリーニングを依頼する際に、事前に調べておきたいポイントがあります。スムーズにエアコンクリーニングをするためにも、ぜひチェックしておきましょう。

 

型番を調べておく

エアコンクリーニングを依頼する前に、記載されている型番を調べましょう。型番を通じて、どのようなタイプのエアコンなのか、業者が判断できます。

エアコンと一口に言っても、取り付け方や形状はさまざまあります。一般家庭用のエアコンの中にも、お掃除機能付きのタイプは、より複雑な構造のためクリーニングの際に専門的な技術が必要です。

型番は本体に記載されていますが、見えない場合は説明書などを調べましょう。

どうしても説明書などの付属品がなければ、エアコンの大きさや形を伝えられると、ある程度判断しやすくなります。

 

事前に設置状況を伝える

事前にどのような設置状況なのか伝えることも大切です。たとえば、以前掃除した時期や、稼働した時期などをできる範囲で記録しましょう。

業者によってはビルや公共施設に多い天井取り付け型などは、対応できない可能性があります。どこにどんな種類のエアコンがあるのか説明すると、後の見積もりもスムーズになります。

 

エアコン周辺を片付けておく

エアコンクリーニングをすると、掃除する際に出る水やホコリなどで周辺が汚れてしまいます。クリーニング中に、エアコンの周りにある物が汚れないように片付けておきましょう。

また、エアコンの真下にテーブルや棚といった家具があると、掃除が進めづらいためクリーニング当日までに別の場所へと移動することをおすすめします。

 

エアコンクリーニングの業者選びのコツ

 

エアコンクリーニングの業者を選ぶときには、必要なサービスがあるか、信頼できるかどうかがポイントです。

特にチェックしたい、業者選びのコツを3つご説明します。

 

クリーニング以外の対応サービスの有無

クリーニングだけでなく、エアコンに関連する対応サービスの有無を調べておきましょう。たとえば、オプションの抗菌や防カビがない業者も存在します。

ほかにも将来的にエアコンの取り付けや回収といった、クリーニング以外でのエアコンの管理を依頼できると、それぞれで業者を選ぶ必要がなく便利です。

 

口コミ評価を調べる

エアコンクリーニングの業者はたくさんあります。だからこそ、複数の業者の比較がとても大切です。

料金の安さや最寄りといっただけで決めずに、口コミ評価をもとに判断しましょう。

特に業者の口コミは、公式サイトに記載された情報どおりかチェックできるところが便利です。口コミ評価を元に、信頼できるところだと感じる業者を選びましょう。

 

複数の業者から見積もりを出してもらう

エアコンクリーニングは同じ作業でも業者によって、見積もり費用が大きく異なります。必ず複数の業者を比較したうえで、サービス内容や予算の範囲内かどうかといった総合的な比較をしましょう。

通常、エアコンクリーニングの見積もりは、それぞれの業者に連絡して直接見積もりを出してもらう手間がかかります。

しかし、エアコンクリーニングの一括見積もりを活用すれば、複数の地域密着型の業者で料金の比較が可能です。

 

まとめ

エアコンなんでも相談所では、お見積もりフォームから必要事項を記入して申し込めば、工事業者から見積もりが届きます。

近くの提携業者の担当者から見積もりが出されるため、その中から最適な業者を自由に選択できるサービスです。

それぞれの業者と連絡をとりあう手間がかからない分、エアコンクリーニングの業者選びがスムーズになります。